【バックナンバー】
 マガジン名  尾畑酒造〜朱鷺のメール便
 件名  ◆。
 DATE  2010年11月05日 14:06:42
 
 
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      真野鶴メールマガジン第 21 号(2010年11月5日発行)

            www.obata-shuzo.com

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 ┏━━【目次】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

  (1) 尾畑留美子の四宝和醸(しほうわじょう)日記
   http://www.obata-shuzo.com/home/diary/diary.asp

   本日発表《関東信越国税局酒類鑑評会「吟醸の部」優秀賞受賞!》
   御報告と「優秀賞受賞酒」限定販売のご案内

  (2) 造りが始まって〜「お酒の匂いが呼びおこすもの}

 (3)11月〜12月のプロモーションのご案内

 (4)蔵元後記
  
  「旅する地酒〜アメリカ&アジアの旅」

 〜より見やすく、使いやすくショッピング・ページをリニューアルしました!〜
  http://www.obata-shuzo.com/shop/default.asp

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    ★真野鶴HP、《蔵元日記》《蔵見学スタッフ日誌》執筆中★
           ⇒⇒ www.obata-shuzo.com 

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 ┃ (1) 尾畑留美子の四宝和醸(しほうわじょう)日記
 ┃ 
 ┃  本日発表《関東信越国税局酒類鑑評会「吟醸の部」優秀賞受賞!
 ┃
 http://www.obata-shuzo.com/home/diary/diary.asp 
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【御報告】

 本日11月5日午後2時。
 平成22年秋期の関東信越国税局酒類鑑評会の審査結果が発表となり、
 弊社「真野鶴」が「吟醸の部」で優秀賞を受賞致しました。

 この秋口の鑑評会というのは、新春に生まれたお酒が熟成していった
 味わいの評価ということで、「育てる」技術も問われるものです。

 香り、味わいともにバランス良く育った大吟醸がこのように評価して
 頂けましたこと、また嬉しさも格別です。

 これもひとえに皆様のご支援のおかげと、まずは深く御礼申し上げます!

 ●●●●●限定販売!●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
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 ● 真野鶴「関東信越国税局酒類鑑評会・吟醸の部・優秀賞受賞酒」
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  上記、関東信越国税局酒類鑑評会「吟醸の部」優秀賞受賞酒を
  限定にて御案内申し上げます。

  誠に恐縮ですが、弊社ホームページ通信販売欄での御案内ではなく、
  本メールマガジンで御案内させて頂きます。
  
  ●真野鶴・関東信越国税局酒類鑑評会「吟醸の部」優秀賞受賞酒
     720ml 4,500円(税込・送料別途700円)
      *送料は1本から12本まで700円でお届けします。

  ご希望の方は、下記に必要事項をご記入の上、「ご注文欄」を
  お申込みメールアドレス : shop@obata-shuzo.com
  までご送信下さい。

 =ご注文欄はじまり=

  ●ご注文内容:真野鶴優秀賞受賞酒720ml(4,500円)
                     合計      本  
  
  ●ご注文者様情報
   ご住所  郵便番号    
        ご住所
        お電話番号
   お名前  

  ●お届け先(上記と違う場合に、ご記入下さい)

  
  ●お支払い方法
   基本的に代金引換とさせて頂きます(代引き手数料は弊社負担)。
   お届け先が違う場合は、別途当社よりご連絡申し上げます。

  ●お届け希望日:   月  日  午前/午後
   (11月10日以降でご指定下さい)

 =ご注文欄おしまい=

  ●ご注文欄の送付先は以下にお願い致します。
   shop@obata-shuzo.com

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 ┃(2)造りが始まって〜「お酒の匂いが呼び起こすもの」
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  11月に入り、お酒造りも順調です。

 毎年造りが始まると、蔵の空気が変わって独特の香りに包まれます。
 
 そんな香りをお届けしたく、「新潟文化」に寄せたエッセーをご紹介します。 
 
 ●お酒の「匂い」が呼び起こすもの●

 「うわ〜!すごいお酒の匂いだね」
 蔵に一歩入った途端、初めて訪れる人は大抵そう言う。
 ここで言う「お酒の匂い」とは、“醸す”現場ならではの生きた匂いとでもいおうか、
 蔵にしかない匂いだ。
 お酒の弱い御仁などは一歩入った途端に酔ってしまうというから
 結構強い匂いなのだろうが、私は生まれた時からこの匂いに包まれて育ったので、
 ふるさとの香りのようになっている。

 一言で「お酒の匂い」と言っても酒造りのおりおりの過程で得られるそれは千差万別だ。
 例えば、酒米の蒸しあがった匂いはコシヒカリの新米を炊き上げたふっくらした印象と
 いうよりも、もっと粘性を感じるモチ米を蒸した匂いに近い。
 麹米と呼ばれる蒸した米に麹菌を振りかけて出来るポロポロした米は、
 ほっこりした栗のような香り。
 タンクで発酵中の酒は、蔵全体を覆い尽くさんばかりのお米の甘みやミルクのような
 まろやかさを感じる香り。
 そして搾ったばかりの生酒はガキ大将のような勢いと主張のある香り。
 それが熟成するにつれてまろみが増していき、立派な紳士や淑女のような落着きと
 奥深さを感じさせていく。
 そのまま十年もたって秘蔵古酒に成長すると、いぶし銀の魅力をまとい、
 まるでシェリーのような香りを発する。

 本をただせばお米から生まれた液体がかくも華麗な七変化を遂げるとは、
 なんと日本の酒の神秘的なることか。

 日本酒はお米のデンプンを麹菌が糖に変え、その糖を同時進行で酵母が
 アルコール発酵させて出来る。
 この発酵は「並行複発酵」と呼ばれ、複雑で不思議な醸造微生物の働きがある。
 よく海外に行くと「なぜ米が原料なのに洋ナシやバナナ、メロンなどフルーツの香りが
 出るのか?」と聞かれるほどだが、これは日本人が長い年月をかけて作り上げてきた
 誇るべき発酵文化の賜物なのである。

 ところで、「匂い」は人の記憶と密接にかかわっているらしい(プルースト現象と
 呼ばれている)。
 きっと多くの人は、特別なお酒の匂いに触れると、大切な人と酌み交わした素敵な
 思い出がよみがえるに違いない。
 日本酒のある風景には、そんな思い出がふさわしい。

 その一方で日本酒離れが進んでいるのは悲しいことだ。

 日々接している日常のものは徐々に感動やありがたみが薄れ、実はそれがいかに
 素晴らしいものであったかを忘れがちなものである。
 国内における日本酒もそうした感が強い。

 しかしながら、ニューヨークでパリでロンドンで、繊細な和食に舌鼓を打ち、
 日本酒を傾けながら感嘆の声を上げる多くの外国人の姿を見ると、
 われわれの文化がいかに素晴らしいものであったかを再認識できる。

 寒さと静寂の中で凛と構える蔵の中に入り、大きく深呼吸してみる。
 体全体に「お酒の匂い」が染み入ってくる。
 四季の移ろいとともに日々変わっていくこの「匂い」を感じ、
 それを伝えていくことが出来れば、
 日本酒の未来は明るいと信じている。

 (新潟日報社発行「新潟文化」に寄せたエッセーより)

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 ┃ 11月12月のプロモーションのご案内
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  下記の通り、真野鶴プロモーションを開催致します。
  人気商品や限定酒など、各種取り揃えておりますので、お近くにお越しの節は
  ぜひお立ち寄り下さい!

  ■ 11月23日(火)〜 11月30日(火)  名古屋名鉄百貨店本店「新潟物産展」  

  ■ 11月24日(水)〜 11月30日(火)  新潟伊勢丹お酒売り場

  ■ 12月 8日(水)〜 12月14日(火)   福岡岩田屋お酒売り場

  ■ 12月26日(日)〜 12月31日(金)  新宿伊勢丹和酒売り場
 
  ■ 12月29日(水)〜 12月31日(金)  新潟三越お酒売り場
  
  *予定は11月5日現在のものです。都合により変更になる場合がございます。
   ご確認は弊社までお問い合わせくださいませ。

   ●弊社冬のご案内「四宝和醸の便り」も準備出来ました!
  プロモーション会場まで足を運ぶのは難しい方。
  弊社の冬のご案内パンフレットをご送付申し上げますので、
  お気軽にお申し付け下さい。

  ⇒パンフレット送付希望は 
  http://www.obata-shuzo.com/home/inquiry.asp

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 ┃ 
  ┃    (4) 蔵元後記
 ┃   
 ┃   「旅する地酒〜アメリカ&アジアの旅」
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 この秋は海外の国々を回る機会が多いです。
 
 弊社社長は、アメリカはニューヨーク、ロサンゼルスなど4都市に。
 私も10月の中国に始まり、今月末はシンガポール、また年明けに再び
 アジアに出掛ける予定です。

 2008年秋に起きた、いわゆるリーマン・ショック以降、海外での
 動きが少し低迷していたように感じていましたが、ここにきて少しづつ
 戻ってきているように思います。

 特に中国をはじめとするアジアの動きは注目です。
 韓国、中国、シンガポール、香港、インドネシア・・・SAKEファンが
 増えています。

 初めての土地、初めて会う人、初めて交わす言葉。

 「旅する地酒」に導かれて、多くの出逢いに恵まれています。

 それぞれの国によって、政治的、産業的な課題はありますが、
 日本酒を通して国際交流が潤えば・・・嬉しいですね。
 
 佐渡の「旅する地酒」は、そんな思いも乗せて、今日もどこかに旅立って
 いきます。 
 
 ◎11月のプレゼント

 ⇒ http://www.obata-shuzo.com/home/sake_present.asp


  〜より見やすく、使いやすくショッピング・ページをリニューアルしました!〜
  http://www.obata-shuzo.com/shop/default.asp
   
      
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【通信販売のお得情報】

当蔵のお酒は、下記サイトより通信販売にてご購入いただけます。
http://www.obata-shuzo.com/shop/default.asp

各種クレジットカード、代金引換がご利用頂けます。
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 ┃代┃┃引┃┃手┃┃数┃┃料┃┃無┃┃料┃!
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*未成年者へのお酒の販売はしておりません。

また、蔵の便りは、下記《蔵元日記》にてご覧頂けます!
http://www.obata-shuzo.com/home/diary/diary.asp

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               管理人名:尾畑留美子
            mail:shop@obata-shuzo.com 
     新潟県佐渡市真野新町449 尾畑酒造株式会社
       TEL:0259-55-3171  FAX:0259-55-4215
                    www.obata-shuzo.com
           *ホームページにて《蔵元日記》執筆中*
     
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